NPO法人くりさわプロモーションクラブの事業展開

 栗沢町体育協会がNPO法人くりさわプロモーションクラブに衣替えしたのは、栗沢町と岩見沢が合併することに
なったのが大きな要因です。

 体育協会は1市町村1協会しか認められないことになっており、当時の栗沢町体育協会の仲間からは、「このまま
の形で活動を継続できないものか」といった意見が多く、NPO法人くりさわプロモーションクラブと名称を変更し、活
動を続けることになりました。

 そして、合併後において岩見沢市教育委員会からは、スポーツだけでなく文化も取り入れた幅広い活動で地域
振興にあたってほしいとの指導をいただき、今日の当クラブが出来上がりました。

 加えて、岩見沢市からの依頼により、岩見沢市町会連合会栗沢地区町会連絡協議会の事務局を担当しておりま
す。
 各町会の要望事項のとりまとめ、要望事項を整理し市役所の各担当部署に、また場合によっては、札幌建設管
理部岩見沢出張所にも出向き要請活動をするとともに、研修会や講習会の活動に協力をしております。

 また、栗沢地区町会連合会同様に岩見沢市消防団第16分団後援会の事務局も担当しております。
 加えて岩見沢市交通安全協会栗沢支部の事務局も岩見沢市からの依頼で担当しております。
 特に交通安全意識を高めるため、街頭啓発を中心に交通事故に逢わない、起さない運動を展開しています。

 NPO法人くりさわプロモーションクラブの事業が大きく変わったのは、岩見沢市からの指定管理を受け、平成21
年から取り組んだ岩見沢市栗沢文化センターの管理運営を担当してからです。

 平成21年3月までは、岩見沢市教育委員会が直営で運営していた栗沢文化センターを民間のノウハウを発揮
し、多くの皆様にご利用をいただき,疲弊する栗沢地区をいかに活力あるものにしていくかを念頭に置いて管理運
営をさせていただいてきました。

 市教育委員会が管理していた平成20年度末の文化センターの利用者数は17,508人でした。25年度における
利用者は36%増の23,852人と6,300人を超える多くの方々にご利用をいただいており、栗沢地区で無くては
ならない公共の施設となっております。

 一方、平成25年4月からは、岩見沢市栗沢市民センター・栗沢福祉会館も岩見沢市から指定管理を受け運営を
しております。栗沢地区の二つの大きな集会施設を空知パブリックメンテナンス株式会社と共同事業体を組んで皆
様にご利用いただいております。

 特に福祉会館併設の浴場は、入浴料を420円から400円に値下げするとともに、11回の回数券やポイントカー
ドを発行することで利用客が大きく増えております。

 また27年4月からは岩見沢市栗沢クラインガルテンも岩見沢市から指定管理を受けました。山田町長が発案した
道内最初の画期的な農業体験施設を管理運営してまいります。

 当クラブでは、栗沢ソフトボール大会、栗沢スポーツ大会、全道玉入れ選手権大会を主催するなど旧栗沢町時代
からの事業を継続するとともに、ネンリンピックの応援やゴミ拾い等のボランティア活動で地域貢献に努めておりま
す。

 また、「岩見沢市ノルディックウォーキング同好会」や笑いヨガ「くりさわ和ハハの会」、呼吸循環器機能の向上など
の効果のある「ブローライフル」の体験講習会を全道で初めて開催したりと、健康維持・増進活動を推進しておりま
す。


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